​なまじ百選なんてものが選定されていると…




なまじ百選なんてものが選定されていると、それらを一つ残らず訪ねてみたくなるのが人情である。

しかしながら、その内に「ある程度」目が肥えてくると『何でこの〇〇が百選に選ばれているんだ!』とか『何でこの〇〇が百選に選ばれていないんだ!』とか『そもそも百選の選び方には疑義がある!』などといった小生意気なことを考えたりするようになったりするもんだ。

が、元はと言えば「〇〇百選」が選ばれた時には、必ず「〇〇百選選考委員会」が組織され、その世界の先駆者が名前を連ねているものだ。

であるならば、そういった諸々の疑問は〇〇百選選考委員だった当事者に直接話を聞くのが一番手っ取り早い!(はず…)

滝百選と棚田百選をすべて訪ね終え、それぞれの百選マスターとなった私は必然的に『滝と棚田の百選選考委員』だった人にお逢いして自分が抱いた疑問について根掘り葉掘り聞いてみたいと思うようになった。

そして滝百選についても、棚田百選についても、それぞれの選考委員会の中心的役割を果たした、その世界の第一人者とお逢いすることができ、かねてより疑問に思っていたことについて根掘り葉掘り聞いてみることができた。

そーいう意味では『滝マニア』『棚田マニア』冥利に尽きることを体験できたと思っている。

ちなみに私は日本全国の即身仏を訪ね歩いたことがある。日本に現存する即身仏をすべて訪ね終えたあとにやはり即身仏研究の第一人者だった方にお逢いしたくて何度となく電話で話しをさせていただいたが、お目に掛かることはできなかった。(残念無念)

また日本全国の一之宮を訪ね終えた時には、江戸時代に日本人で初めて全国の一之宮を巡拝し「一宮巡詣記」を書き残した「一之宮研究」「一之宮巡拝のまさに先駆者」である『橘三喜』のお墓参りをしたりもした。

『本日の結論』

いずれにしても、やっぱり先駆者というのは実に偉大だ!

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします




コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください