どーでもいい、とりとめの無い話。




10数年前に小学校時代の幼なじみたちと20数年ぶりに再会した時に『あっちゃんはとにかくずっと喋っていた』と言われた。

確かに自分でもおしゃべりだった記憶がある。

自分の中では、人と話すのが大好きだったという記憶と、それにも増してとにかく人の話を聞くのが大の苦手というか、黙って人の話を聞いているのは我慢できないというようなヤツだったような記憶がある。

時は過ぎ、限られた人間の短い短い一生の中で興味を抱いたすべてのものを少しでも掘り下げて探究したい!!!と心から欲した時に

『人付き合いほどムダなものはない。人付き合いなんかをする金と時間と労力があるのならば、それらをすべて趣味を探究することに費やしたい』という結論に達して、極力人付き合いを避けて過ごすようになって10数年。

今日、久しぶりに口下手な旧友と飲んだ。

そして、いよいよ帰ろうかという時になって、オレはほとんど自分の話はせずに一方的に相手の話を大人しく聞いていたことに気が付いた。

そーいえば、以前にも同じように『今日、オレはほとんどしゃべってないな』と感じたことがある。

思い返せば「普段、極力、人と接しないように過ごしているからなのか?」「マニアックなことばかりしていて、人と情報交換をしたり、想いを共有したり、共感することなどがほとんどない」からなのか?

いずれにしても、たまに人と話すことがあっても、オレは決まって『いつも人の話を黙って聞いているだけ』の人になっていた。

何なんだろう、この感じ。

人に話したい、人に共感してほしい、人にわかってほしい、人と想いを共有したい、共通の話題で盛り上がりたいというような人間らしい気持ちが、いつの間にかに著しく欠乏(枯渇?)してしまっていたんだなぁ~と思った今日この頃。

だからといって、どーしたも、こーしたも、これからどーしたいというものもないのだが…。

それにしても、ヤツはこんなつまんないオレと飲んで何か楽しいことがあるんだろうか?

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします




コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください