まるで古代ローマの公衆浴場!「四万温泉・積善館本館」の『元禄の湯』
元禄の湯は現存する日本最古の木造湯宿建築と伝えられる四万温泉の積善館本館に昭和5(1930)年に建てられたもので国の登録文化財にも指定されている。
当時としては贅沢な造りで、洋風・モダンなホール風に建築された。
アーチ形の大きくとられた窓から差し込む自然光が浴室内に降り注ぐ様子は、まるで古代ローマの公衆浴場を彷彿とさせるものがある。
大きな湯船が一般的ではなかった時代に作られた浴槽のため、タイル張の床に5つの石造りの浴槽が並ぶ特徴的な作りで、湯船のそこからお湯が湧き出ている。
また、脱衣所と浴室が一体の古い形式が残るなど、古き良き時代の懐かしいにおいを感じながら入浴することができる。
これはもう完全に「テルマエ・ロマエ」の世界だ。。。
所在地→群馬県中之条町四万4236
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