まるで「ジブリの世界」のような「四万温泉」の『積善館本館』




日本最古の木造湯宿建築と伝えられる「四万温泉」の『積善館本館』

四万温泉の積善館本館は元禄四年に建てられたとされる。その外観からあのジブリの有名映画、千と千尋の神隠しのモデル宿とも言われている。

この積善館本館は現存する日本最古の木造湯宿建築と伝えられ、歴史的価値の高い建築物として群馬県の重要文化財にも指定されている。

この建物は当初、石置の板葺屋根の二階建で一階を帳場と家庭用、二階を湯治客用としていて、三階は明治に増築したものである。

一階は農家に近い平面で、土間の台所、床上の帳場、座敷、納戸、中の間、式台、下の間、上段の間で構成されていた。

式台は公式の出入ロに設ける低い板敷部分を指し、上段の間は床を他の部分より高くし、床の間と平書院を備えている。

上段の間へは式台、下の間を通って入っていた。式台や上段の間を設けていることは、当家が名主の家柄であったことを示しているという。

上段の間の除く二階には、六畳の客室(ツボと称した)を表側に六室設けていた。

建造年代は古文書より寛政12(1800)年以前と考えられていて、この建物は比較的改造も少なく、当初の規模や建築様式をよくとどめていて、昔ながらの湯宿建築の雰囲気をいまもなお色濃く残す江戸時代の湯小屋建築の遺構として、大変貴重なものであるという。

所在地→群馬県中之条町四万4236

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