日本最高の霊場・恐山菩提寺の境内にある極楽!『恐山温泉』




日本最高の霊場・恐山菩提寺の境内にある極楽!『恐山温泉』

恐山は誰もがその名を一度は聞いたことがあるであろうと思われる本州最果ての地である青森県の下北半島に所在している言わずと知れた日本最高・最恐の一大霊場である。

恐山は日本三大霊場(恐山・立山・白山)・日本三大霊山(恐山・比叡山・高野山)・日本三大霊地(恐山・川原毛地獄・立山)の一つに数えられ、見渡す限り、辺り一面に立ちこめる硫黄臭と荒涼とした風景はまさにあの世を彷彿とさせるものがある。

また恐山は宇曽利山湖に面しているが、その湖に面した砂浜は「極楽浜」と呼ばれていて、やはりあの世とこの世の境であるかのような景観を醸し出している。

まさに人は死んだらこういうところに行くんだろうなという頭の中の世界が見事に再現されたような場所である。

実際に下北半島では『人は死んだらお山さ行ぐ(人が死ねば(魂は)お山(恐山)に行く)』と言い伝えられ、死者の魂が集まる霊場として信仰を集めてきたという。

そんな恐山であるが、境内は宇曽利カルデラにあるため、各所に噴気活動や温泉の湧出がみられ、境内には4つの温泉が設けられていて、共同浴場として利用されていることはあまり知られていない。

恐山の温泉はいずれもこうした「こじんまり」とした湯小屋の中に湯舟がある。

昔は、この温泉で身を清め、それからお参りしたとのことである。

ちなみにこの恐山の温泉は入浴料が掛からない!

正確に言うと恐山菩提寺に参拝するための入山料は必要となるのであるが、温泉に入るために別途入浴料は掛からないのである。

つまり、恐山に入山した人は誰でも「ただ」で恐山温泉に入ることができるのだが、恐山の温泉は知名度がないせいか、ほとんどの人は「それを知らずにスルー」してしまうのである。

しかしながら、恐山の温泉はいずれも簡素な脱衣所と小さな湯舟があるだけである。シャワーや洗い場などもなく、石鹸やシャンプーで体を洗うことはできない。もちろんドライヤーなどもなく、タオルは必ず持参する必要がある。

ただし、恐山では温泉があることを積極的にPRしているわけではないので、入山した後に温泉があることに気が付いても入浴するためのタオルを持ってなかったりと「後の祭り」となってしまうことが多々あるのだろうと思われる。

恐山の温泉は、いずれも白濁した硫化水素含酸性緑ばん泉である。

「薬師の湯」は眼病などに効能があるといわれている。

「花染の湯」は吹き出物、切傷などに効能があるといわれている。

「冷抜の湯」は神経痛、リウマチなどに効能があるといわれている。

「古滝の湯」は胃腸病などに効能があるといわれている。

いやぁ~地獄に極楽だなぁ~

しかしながら「当温泉はイオウ泉ですので入浴時間は三分~十分程度とし長湯しないようご注意ください」と注意書きが書いてあるので、気持ちいいからと長湯をすると後でやられてしまいそうなので要注意である。

所在地→青森県むつ市田名部宇曽利山3-2

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