埼玉県坂戸市にある日本最大級の道教のお宮で五千頭の龍が昇る『聖天宮!』
聖天宮は埼玉県の坂戸市にある日本最大級の台湾・中国の道教のお宮である。
質素で素朴で質実剛健な日本の神社仏閣とは違って豪華絢爛できらびやかな造りには圧倒されるものがある。
ちなみにこの聖天宮の正式名称は『五千頭の龍が昇る聖天宮』であり、確かにその名の通り、目に付くところ至るところに龍がいる。
建物は幅50m、高さ25mあり日本国内に現存する道教のお宮としては最大級の規模を誇っている。
では早速参拝をしてみることとする。
天門
前殿と鼓楼と鐘楼
寸分違わずピッタリと左右対称な感じがする。
前殿
中庭と本殿
神様と皇帝の建造物にしか使われないという黄色い屋根瓦と龍はまさに贅をこらした豪華絢爛で威風堂々といった装いである。
本殿内部
釘無しで組まれた「らせん天井」は見応えがある。
本殿の前にある「九龍網」
一枚の岩から彫られた九頭の龍。
客庁
前殿内部
前殿の天井。目が回りそうである。
でも何で埼玉県の坂戸市に道教のお宮があるのか?(パンフレットより転載)
聖天宮の建て主は康國典大法師。
四十歳半ばにして不治の大病を患い、ご本尊「三清道祖」と縁起をもたれたのを期に一命をとりとめ、完治されました。
深謝の念と、何人にも神様のご利益にあやかれるお宮を建てたく建造の地を探していたところ、なんと生国の台湾ではなく日本国のこの地にとお告げを授かりました。
聖天宮の名、佇まいや方角もお告げがあり、当時、正面の道、最寄の若葉駅もなかった雑木林のこの地を一から整地し昭和五十六年より着工に至りました。
台湾の一流の宮大工を呼び寄せ、十五年を掛け、平成七年に聖天宮を開廟しました。とのことである。
鼓楼と鐘楼には登ることができる!
鼓楼からの眺め
鐘楼からの眺め
所在地→埼玉県坂戸市塚越51−1
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