棚田の四季(棚田の魅力)
辺り一面を覆っていた雪が融けて土が顔を出す。
しばらくすると水が張られ、稲が植えられる。
みるみるうちに稲は成長して青々と茂るようになる。
梅雨を越え、夏を越え、実りの時を迎え、収穫直前となった黄金色に光輝く稲穂の美しさは観るものを惹きつけて離さないものがある。
やがて収穫された稲穂は天日干しをされ、出荷される。
稲作が終わった田んぼは土に返る。
棚田があるということは「すなわち」その棚田を耕す人がいるということであり、先祖代々受け継いできた人々の暮らしや歴史や営みがそこに凝縮されていると言えるのである。
だからこそ「日本の原風景」と言われるのだろう。
つまり、棚田の四季は日本の四季そのものであると言っても決して過言ではないのである。
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