金山棚田




金山棚田

田んぼの枚数→約100枚

起源→江戸時代後期

お薦め度→☆☆☆

金山棚田。緩やかな山の傾斜地に作られた棚田である。

通常、棚田はその土地の地名をもって「〇〇棚田」と呼ばれることが一般的だが、この棚田は「金山さん」が所有する棚田であることから金山棚田と呼ばれているそうである。

田んぼの枚数は約100枚で傾斜地を埋め尽くすように小さな田んぼが折り重なって作られている。

水源は沢水・天水・溜池であり、上の段から下の段に水が落とされる田越灌漑が行われているという。

棚田の上部には展望台が設置されていて、田んぼが敷き詰められたようになっている景観を観ることができる。

棚田を上から見下ろした際の景観は、今まさに『自分自身のその目で』実際の風景を観ているにも関わらず、なぜかスケッチブックに描かれた絵を観ているのではないか?というようなとても不思議な感覚におそわれた。

また、それとともに、実は小さい頃、夏休みにここを訪ねて遊んだことがあったのではないかという、やはりとても不思議な感覚にもおそわれるなど、どこか懐かしいものがあった。

所在地→岩手県一関市舞川唐ノ子

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日本全国の棚田を訪ね歩く旅

 

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