雲竜滝
所在地→栃木県日光市雲竜渓谷
滝へのアクセス→林道終点から全景が観えるところまで30分。2段目の滝壺まではさらに30分程度で到着。
滝との密着度→滝壷まで行ける。
滝を見た時の感激度→☆☆☆☆
雲竜瀑。落差160mと言われている段瀑。普段は水量が少なく、それゆえに冬には氷瀑となることで有名な滝である。私は台風一過の増量が期待できるタイミングを狙ってアタックした。
この滝は大きく5段になって落ちている段瀑で実に雄大な景観の中を落ちている滝である。2段目の落差が一番大きく滝壺まで行くこともできるが、3段目~5段目の滝を巻くのはかなり危険の伴う厳しい道のりである。
2段目の滝壺まで行くとさらに景観が開けるため、滝そのものは小さく思えてしまう。また、落差160mと言われている滝にしては豪快さを感じることがない静かな滝である。
その流身を大きくひねって落ちている姿や切り立った岩盤の中を落ちてくる様子は早戸大滝や松見の滝を彷彿とさせるものがある。
2段目の右岸から見上げた景観はなかなかのものだが、いずれにしても周囲の雄大な景観に負けてしまい滝そのものの存在感は小さくなってしまっているのが少し残念である。
この滝は近付けば近付くほど周囲の景観負けをしてしまい存在感が小さくなる滝なので、遠望して全景を観るアングルが一番いいだろう。
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