千尋滝(宮崎県日向市・立石川)
所在地→宮崎県日向市東郷町山陰乙
滝へのアクセス→車を停めてから40分で到着。
滝との密着度→滝壷まで行ける。
滝を見た時の感激度→☆☆☆☆☆
千尋滝。落差100mの大瀑布。見上げるほどに遥かに高いところから落ちてくる滝で一目見た瞬間に声が出た。
その後も何度も思わず声が出たほどにスケールが大きい滝で、滝は実に美しい曲線を描きながら落ちている。
尚、水量に問題がある滝とのことだったが、私は前日にまとまった雨が降った翌日にアタックしたので申し分のない水量だった。
この滝は何段にも分かれて落ちる段瀑で色々な表情を見せながら(あるいは表情を変えながら?)落ちてくる贅沢な滝である。
滝の前は開けた大きな空間となっているので、この滝を様々な角度から見ることができる。
滝壺は浅いので容易に滝直下まで行けるが、そうすると上段部分が見えなくなるため、この滝は少し離れたところから流身の美しさを楽しむべき滝だろう。
但し、この滝へと至る道はなく、小滝がいくつも出てくるので、それらをすべて高巻いて行く必要があり、結構面倒くさい。
昔はそれでも道?が整備されていたらしく、楽勝とのレポもちらほらあるが、今では荒れまくっていて楽勝の滝ではなくなってしまっている。
基本的には左岸を進んで行くが、ガレ場となっていて足元はかなり悪く、草木を掻き分けながら進むのは気分がよいわけではなく、前衛滝を高巻くために岩盤をトラバースして進むところなどもあり、距離は短いが決して楽チンの滝ではない。
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