三ノ目潟(男鹿半島マール群)




三ノ目潟(男鹿半島マール群)

所在地→秋田県男鹿市戸賀塩浜釜坂木揚場

男鹿半島にはマールと呼ばれる噴火後に地下水が火口を満たして形成された湖が3つ(一ノ目潟、二ノ目潟、三ノ目潟)あります。

このうち、一ノ目潟と二ノ目潟については高松宮殿下が命名されたという八望台から見ることができ、男鹿半島の観光名所の1つともなっています。

八望台

一ノ目潟

二ノ目潟

ところが三ノ目潟については八望台から見ることができないばかりか、どこからもその姿を見ることができません。

道路地図などを見ても三ノ目潟へと続く道は出ていません。ひょっとして三ノ目潟は空からしか見ることができないのでしょうか?

三ノ目潟が存在していることは紛れもない事実なのですが、一体これはどういうことなのでしょうか?

私は男鹿半島が大好きで何度も何度も訪ねていますが、その度に何とかして三ノ目潟へと行く方法はないものか?一目だけでも見ることができないものだろうか?とずっとずっと思っていました。

しかしながら古くは江戸時代の紀行家である菅江真澄が三ノ目潟を訪ねたという記録を残しています。江戸時代の人が訪ねているというのに現代人である我々が三ノ目潟に行くことができないというのはどー考えてもおかしい!

では結局のところ、三ノ目潟に行くこと(または見ること)は絶対にできないのか?あるいはどうやったら三ノ目潟に行くことができるのか?

20年近く前からずっと疑問に思っていましたが、地形図を見てみると三ノ目潟は人を寄せ付けない山奥の秘境にあるわけでもなければ、断崖絶壁に囲まれているわけでもありません。

確かに湖へと至る道があるわけではなさそうでしたが、地形図から読み取れる湖の周りの傾斜はゆるやかなものであり、どうあっても湖畔へと至ることはできないというわけではなさそうでした。

実は私は『滝マニア』でもあります。それこそ山奥の人を寄せ付けない秘境にある滝に出逢うために『道なき道を進み、薮こぎに次ぐ薮こぎの末に滝に至る』なんていうことをこれまでに何度となくしたことがあります。

そんな私の滝マニアとしてのスキルを持ってすれば、三ノ目潟の湖畔に降り立つのは実は容易なのではないだろうか?と思い、2016年の8月14日に地形図を頼りに三ノ目潟の湖畔へと行ってみることにしました。

そしてついにマール群の中で一番美しいとされる三ノ目潟の湖畔に降り立つことができました。

確かに三ノ目潟に至る道はなく、行きは木々の隙間から三ノ目潟が見えるところまでは割と楽に行けましたが、問題はここからで、その先は崖のようになっていて、どこをどー探しても湖畔に降りられそうなところがありませんでした。(無理やり降りようと思えば降りられないことはなかったのですが、強烈なトゲトゲのある草が生い茂っていたのと、登り返せないかも知れないという不安があり断念しました。)

結局のところ、どこを探しても、湖畔へと降りていけそうところがなかったので、最後は無理やり藪こぎをしながら格闘すること約30分、ようやく三ノ目潟の湖畔へと降り立つことができました。

(真夏だったこともあり、薮こぎはかなりツラく頭が朦朧となり、何度となく遠くにある大きな緑の葉っぱを目にして「やっと湖畔が見えた!」という勘違いをしました。)

そうして降り立った三ノ目潟の湖畔は「他に誰もいない静寂に包まれた神秘的で幻想的な空間」で湖畔はほぼ一周に渡って砂浜が形成されていたので散策するのは容易で「エメラルドグリーンの美しい湖」を思う存分、心行くまで堪能することできたので、ついつい長居をしてしまいました。

ちゃんと帰ることができるのか一抹の不安もありましたが取り合えず無事に戻って来ることができました。

※三ノ目潟への行き方はこちらを参照して下さい!

三ノ目潟への行き方

 

 

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