旧肘折郵便局舎
旧肘折郵便局は日本有数の豪雪地帯で秘湯としても名高い肘折温泉街のちょうど真ん中に位置するシンボル的な建物である。
この旧肘折郵便局は昭和12(1937)年に建てられた建物で、平成7(1995)年までは現役の郵便局舎として使われていたものである。
対岸に新しい郵便局舎が作られた際には取り壊すことも検討されたというが、肘折の人々の願いにより保存されることになり、現在に至っているという。
その木造建築による、哀愁漂うレトロな佇まいは遠くなりつつある昭和の時代を懐かしく思い出さずにはいられない。
残念ながら、中に入ることはできないものの、全部郵便マークになっている窓からは中の様子を伺うことができる。
尚、旧肘折郵便局の前にある円筒形の郵便ポストは現在でも現役のポストとして活用されているとのことである。
所在地→山形県大蔵村南山512
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