「幅45cmの岩穴」を潜り抜けて参拝する『韓竈神社』とは?




韓竈神社(からかまじんじゃ)

韓竈神社は「出雲国風土記」には『韓竈社(からかまのやしろ)』延喜式には『韓竈神社』と記載されている古社で江戸時代には『智那尾権現(ちおごんげん)』と呼ばれていたという。

この韓竈神社に参拝するためには急峻で勾配の厳しい約300段の石段を登り詰めた先にある幅45cmほどの岩と岩の隙間を潜り抜けるとようやく神社にたどり着くことができる。

社殿はとても小さなものであるが、人が一人ギリギリ通れるくらいの幅しかない岩と岩の間を潜り抜けるため、極めて神秘的な空間となっている。

また社殿の横からさらに岩穴を登っていくと何と!先程の岩と岩の間の上に出ることができる。

そこは思いもかけない大きな平場が広がっていて、例の岩と岩の隙間を上から見ることができ、人が難儀をしながら潜り抜ける様子を見ることもできる。

まさか人が岩の間をくぐり抜ける様子を上から見ることができるとは!これには本当にビックリしました!

現地の看板より

【主祭神】素盞嗚命

【由緒】

出雲国風土記(733年)には韓銍社、延喜式神名帳(927年)には韓竈神社と記されており創立は不詳であるが、非常に古い由緒を持つ神社である。

社名の、カラカマは、朝鮮から渡来した「釜」を意味するとされている。即ちこれは、祭神の素盞嗚一命が御子神と共に新羅に渡られ、我が国に「植林法」を伝えられる共に「鉄器文化」を開拓されたと伝えられていることと関係があろう。

又当社より奥部の北山山系が、古くから産鋼地帯といわれ、金堀り地区の地名や自然銅、野タタラ跡などが見られることと、鉄器文化の開拓と深い関係があるといわれている。

「雲陽誌」(1717年)によると、当社は、素盞嗚命を祀るとして、古老伝に「素盞嗚命が乗り給いし船なりとて、二間四方ほどの平岩あり、これを「岩舟」という、この岩は、本社の上へ西方より屋根の如くさしかざしたる故に、雨露も当たらず世俗に「屋方石」という。

又、岩舟のつづきに周二丈余り、高さ六間ほどの丸き立岩あり、これを「帆柱石」という。

社の入り口は、横一尺五寸ばかり、高さ八尺ほどの岩穴となっており、奥の方まで二間ば
かりあり、これが社までの通路となっている」と記されている。

【例大社祭】11月3日

所在地 →島根県出雲市唐川町字後野408

 

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