塔の種類について
われわれが通常「塔」と呼び親しんでいるのは三重塔や五重塔のような「層塔」である。
層塔は、平面が方形で、層数は三・五・七・九・十三の奇数層とする三重塔、五重塔、七重塔、九重塔、十三重塔の五種類があるが、現存するのは三重塔、五重塔、十三重塔だけである。
ちなみに江戸末期までに建立された各種塔の現存するものを見ると、十三重塔1基、五重塔22基、三重塔105基の合わせて128基がわずかに残っているに過ぎない。(但し、談山神社に現存する十三重塔は、 層塔ではなく、二層以上の軒を重ねた檐塔に属する。)
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