滝マニアの至高の空間!三つの滝が目の前に落ちている!『三滝』




三つの滝が目の前に落ちている!最高に贅沢な『三滝』(栃木県大田原市寒井)

「三滝」は栃木県大田原市にある滝である。

その名の通り、三本の滝が等間隔で並んで落ちている滝である。

ちなみに日本には双瀑といって二本の滝が流れ落ちる様子を見ることができる滝が少なからずある。

日本の滝百選に選ばれている滝の中で例を挙げてみても銀河・流星の滝、米子大瀑布、称名滝、中の滝&西の滝、震動の滝があり、いずれ劣らぬ名瀑であるが、どれも2つの滝を一望できるのは遠望である。

それに対してこの「三滝」は滝そのものは落差10m程と思われ、それぞれ同じようなところ(高さ)から落ちている滝で、これといった特徴があるわけでもないが、至近距離で滝が3本落ちている姿を目にすることができるのは感動的である。

正直、この「三滝」を訪ねる前の私は、三本の滝が落ちてるとはいえ、規模の小さな滝で、一つ一つの滝に取り立てて特徴があるわけでもなく、それこそ5点満点中、いいとこ3点の滝だと思っていた。

ところが、私はこの「三滝」を一目見た瞬間に思わず大きな声が出た。

よく考えたらそもそも3本以上の滝を目にすることができるなんていうこと自体が滝業界の中でも非常に珍しいことである。

一応、思い出せる範囲で一度に3本以上の滝を目にすることができる滝を思い出してみたところ、

三本滝(長野県)←日本の滝百選の一つ。それぞれの滝を至近距離でみることができるが、狭い空間に落ちているため、3本の滝をキレイな形で一望するのは無理である。

称名滝(富山県)日本の滝百選の一つ。雪解け時や大雨が降った後など条件が整えば、5~6本の滝を目にすることもできるが、遠望である。

程野の滝(高知県)←500m間隔で3本の滝が並び落ちているのを目にすることができるが「超」「超」『遠望』である。

くらいしか思い浮かばない。しかもそれぞれの滝が「遠望、超遠望だったり」、「条件が揃わないと複数の滝が出現しないであるとか」、「滝前が狭い空間でキレイな形で3本の滝を一望するのが無理であったり」と何かしらの難点がある。

しかしながら、この「三滝」は至近距離から3本の滝が落ちている姿を一望することができるのである。

また、この「三滝」は『ほぼ同じ高さから、同じような規模の3本の滝が等間隔で規則正しく、同じ向きに落ちている』という、他には類例のない大変珍しい形態の滝である。(普通、複数の滝が存在している場合はそれぞれがまったく違うタイプの滝であることが多く、向きも揃ってないことがほとんどである。)

我々「滝マニア」は「滝を見に行くのではなく」、『滝に逢いに行く』と常日頃口にしているが、3本の滝が同じ向きを向いて落ちているその姿を川を挟んだ対岸から一望すると、「一対一」ではなく『一対三』でまさに複数の滝と向き合っているという不思議な感覚に襲われた。

それは、もはや『両手に花!』どころの話ではなく、滝マニアにとってはこの上ない至福の時と空間であった。

ちなみにこの三滝は滝が落ちている那珂川の川原まで車で行くことができるので、車と滝の写真を一緒に撮ることができる超レアなスポットでもある!

車のCMとかで使えそうな構図である。

所在地→栃木県大田原市寒井

滝へのアクセス→車で滝の前まで行ける。

滝との密着度→川を挟んで対岸に滝がある。

滝を見た時の感激度→☆☆☆☆☆

おまけ

三滝の近くにある「高館城跡」からも三滝の姿を見ることができる!

高館城跡に展望台が作られている。

その展望台の上から三滝を見下ろすことができる!

昔はもう少しよく見えていたようであるが、今は木が成長して残念ながら滝を隠すようになってしまっている。

わかりにくいので三滝を丸印で囲んでみた。

さらにアップしてみた。よく見てみると、一応、三つの滝がかろうじて見えているという感じ。

この展望台は三滝を遠望するために作られたものだと思われるので、木を伐採して見通しをよくしてほしいところだが。。。

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