新型コロナウイルス感染記（２０２１年２月１５日・２日目）
６時５０分頃に神奈川県コロナ１１９番の医師より連絡あり。現在の体調についてヒアリングを受ける。胸の苦しさはかなりよくなったと報告すると、胸の痛みはコロナ患者の半数はそういう症状が出るので、今しばらくは薬を飲んで様子見をしましょう、容態が急変したらすぐに連絡をして下さいとの話があって電話が切られた。
８時４８分には「うわさ」のＬＩＮＥでの毎日１回という健康状態の確認が行われた。
マジか。。。本当に毎日たったの１回、それもこんなＬＩＮＥでの健康確認が行われるだけなのか。。。言いようのない不安だけが募る。。。
その後、１１時２０分に「神奈川県？の担当医師？」から連絡あり、現在の体調と昨日呼吸が苦しくなったことについてヒアリングがあり、自分の基礎疾患や高齢の母親がいて自宅療養は厳しい等の話をしたところ、「では基本的に入院させることで調整を行いますので、入院のための準備をしてお待ち下さい」と言われて電話が切られた。
１１時５８分に再度「神奈川県？の担当医師？」から連絡があり、「湘南鎌倉総合病院に入院していただくこととなりました。先方では１３時半に来てほしいとのことです。移動に５０分くらい掛かると思いますので、時間がなくて申し訳ありませんが、１２時半頃に民間の救急車がそちらに伺いますので、あと３０分くらいしか時間がありませんが準備をお願いします」との連絡だった。
私は取り急ぎ、下着、スマホ、スマホの充電器、歯ブラシ、タオルなど最低限これは必要だと思われるものの準備をしているとあっという間に救急車が来た。搬送される（といっても普通に座席に座ってただけであるが）こと約１時間で湘南鎌倉総合病院に運び込まれた。（といっても自分で荷物を持って歩いて病棟まで行ったのだが）。
病棟はテレビ・トイレ・洗面所付きの個室だった。これはありがたい。また院内にはWi-Fi環境もある。そして、看護師からはこの後、レントゲン、心電図、採血、ＣＴをするとの説明があった。
何と素晴らしい。基本放置プレーの自宅療養とは天地の差だと思った。
そして早速、心電図と採血が行われた。その後、色々な書類や院内での決まり事等の説明があり、主治医？の先生からも今後の治療方針等がiPadを通じて説明があった。
少しでも疑問に思うことがあれば質問ができ、しっかりと分かりやすく説明をしてもらえたのがとても助かった。
その後、内科の先生が来て血液検査の結果について説明を受けた。新型コロナウイルスの場合に特に気を付けないといけない数値についての説明があり、どれも大きな問題はないとのことで重症化リスクは少ないのではないかとのことだった。
しかし、重症化する人は発症後７日～１０日くらいで重症化する確率が一番高いらしく、私の場合は発症して２日目だからまだまだ予断を許さない状況であること、そして、やっぱり基礎疾患があり、太ってるので、重症化リスクは普通の人よりあるとのこと、この後、ＣＴとレントゲンをやって、その結果次第で今後の治療方針を決めるとのことだった。
そしてレントゲンとＣＴ検査を実施後に再度内科の先生がいらして実は「肺炎の疑いはまったくなく、とてもきれいだったといわれ、ひょっとしたら偽陽性の可能性がなきにしもあらずなので、一度感染してるかどうかをはっきりさせるため抗原検査とＰＣＲ検査をすることになった。
抗原検査もＰＣＲ検査も綿棒のようなものを鼻の穴の奥深くまで突っ込んでの検査だった。結果は翌日わかるらしい。
その後は特に何があるでもなく、就寝となった。この日は朝から寝るまで体調はすこぶる調子がよかった。
しかしながら、日中、電話で人と話すと一気に体温が上がって体が熱くなるような感覚に襲われた。
また、電話で会話中に言葉が出てこないことが何度となくあった。
消灯は２１時だが、そんな時間にサクッと寝れるわけもなく、結局、眠りについたのは０時を過ぎてからだった。
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