新型コロナウイルス感染記(2021年2月24日・11日目)
朝、看護師さんが来て目が覚めた。
体温を計ったところ36、4℃だった。昨日感じた胸の痛いや苦しみもない。看護師さんからは今日退院ですねと声が掛かった。
しかし、昨日胸の痛みが出たことが心配だと話したところ、退院して落ち着かれたら循環器課を受信されたらどうですか?と言われた。
ちなみに入院に際して持ち込んだ私の荷物や衣類などはどうすればいいですか?と聞いたところ、それらに付着したウイルスは72時間で消滅するので、3日間は触れないようにされた方がいいとのことだった。
その後、粛々と退院の準備をして13時半頃に退院することになった。
ちなみに患者数が減り、Ⅾ号棟は今日で閉鎖らしい。
連日、新型コロナウイルスの感染者が減っているとの報道がなされていて、半信半疑だったが、実際に感染者は減っているのだろう。
退院の際には看護師さんがコロナ病棟の入口まで付き添って下さった。
看護師さんに挨拶後、とてつもなく広い広い、だだっ広い『あー、完璧に隔離されていたんだな』と染々と実感する敷地を娑婆に向かって一歩一歩、歩を進めていると何と満開の桜並木があった。
『いいか、もう二度と戻って来るんじゃないぞ!』
『はい。ありがとうございました。お世話になりました。』
多分、これから想像も付かないほどにとてつもなく『いいことが起こる』に違いないな。
大船観音もそう言ってるし。
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