伊豆七不思議の一つ!完全に海に囲まれているのに「淡水」である『大瀬崎の神池』
神池は駿河湾に突き出た大瀬崎という岬の先端部にある海抜約1mの池である。
この大瀬崎は伊豆半島の北西端にあり、海岸沿いの海流によって運ばれた岩や土砂が帯状にたまって出来た砂嘴という独特な地形をした全長約1kmの小さな小さな細長い半島で、最も幅が狭いところはわずかに100mほどしかない。
尚、この大瀬崎は全域が大瀬神社の境内地となっている。
そんな大瀬崎の先端部に位置する神池は直径約100mの円形の池で海からの距離は最も近い所で約20mと完全に海に囲まれた場所にある池である。
潮の干満により水位が変わるとも言われているが、実際には潮の干満時にも池の水位が変わらない淡水池(海水ではなく真水)である。
なぜ淡水がたまっているのかについては、一説によると富士山の水が地下から湧出しているとも伝えられているが、真偽は不明で、現在でもなぜここに淡水が湧くのか解明されていないまさに神秘の池で伊豆七不思議の一つにも数えられている。
これだけ海に近いところにあるにも関わらず池の中には鯉、鮒、鯰などの淡水魚が約三万匹生息していると言われていて、その様子はまったくもって不思議としか言いようがないものがある。
所在地→静岡県沼津市西浦江梨
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