遮光器土偶(亀ヶ岡遺跡出土・東京国立博物館蔵)




遮光器土偶は青森県つがる市(旧木造町)の亀ヶ岡遺跡から明治20年に出土した日本で最も有名な土偶の一つである。

教科書でもおなじみで極端に大きな目の表現が北方民族のイヌイットなどが雪中の光除けに着用した遮光器(スノーゴーグル)に似ていることから「遮光器土偶」と名付けられた。

高さは約34cmで胴体をしめる文様は実に細かく、中は空洞となっている。

縄文時代晩期(約3000年前~2300年前)に造られたこの遮光器土偶は、発見されて以来その高い芸術性から高い評価を受け、昭和32年には国の重要文化財に指定された。

但し、現在、遮光器土偶の現物は東京国立博物館に保管されていて地元にはないのが現状である。

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遮光器土偶について

 

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