博多小学校石塁遺構(元寇防塁)
博多小学校石塁遺構は平成10年から約1年をかけて行われた博多小学校の発掘の際に出土した石塁(石垣)を学校校舎の地下に展示しているものである。
展示されている石塁は、標高約3.5mの砂の上に、大小の石を積み上げて築かれていて、発掘の際には西側の幼稚園の下から東の体育館の方向に全長53mが見つかり、一直線にのびていることから石塁遺構と名付けられたという。
幅は3.3~3.5mで、両側に大きな石を積み上げ、その間には小さな石を詰め込んであり、石の積み方や規模が、西区の今津や早良区西新に残っている元寇防塁に良く似ていることや、博多小学校の位置が旧地形を復元すると海岸部の砂丘に当たることなどから、博多に築かれた元寇防塁ではないかと推測されているという。
所在地→福岡県福岡市博多区奈良屋町1−38
元寇防塁位置図
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