宗越前五郎の墓
宗越前五郎盛賢の墓。
宗氏家譜には文永の役で討死した将士の名が三十余名列記されていて、その中に宗を名乗る一族が十名いる。
元軍の軍船は九百艘とされ、対馬には全島が襲撃されたとの伝承がある。
越前五郎は宗氏家譜には見えないが、宗助（資）国の庶兄で与良郡司だったとされる。
現在の加志浦は埋め立てられ農地となっているが、文永の役の頃はこの付近までは海だったと考えられている。
加志浦にも蒙古軍が上陸し、宗越前五郎盛賢が少数で蒙古軍を迎え撃ったが奮戦むなしく討死したと伝えられていて、美津島町の加志に墓がある。
所在地→長崎県対馬市美津島町加志
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