星賀海岸の元寇防塁
星賀海岸の元寇防塁は星賀八幡神社の裏にそれらしい石積みが残されている。
さらに肥前町史によると星賀八幡神社裏より海岸沿いに約600mにわたって自然石をあまり加工しないで積んだ人工による構造の列石=元寇防塁が築かれていたという。
そこで私も約3時間を掛けて海岸線を散策してみたが、星賀海岸の列石は八幡神社の裏にあるもの以外は雑草に覆われていて石積みが露出している箇所はほとんどといってよいほどになかった。
星賀八幡神社裏以外の元寇防塁
ところどころに石が積まれたところが露出している箇所があるものの写真にしたら何のことだか全然わからない。
それでも何とか見れるところを執念で何箇所か探したのでアップしてみた!
いずれにしても散策中はこれは本当に元寇防塁なのだろうか?という疑問が何度も頭をよぎったりしたのだが、前述の肥前町史によれば「列石は雑草におおわれているが、確実に延々と続く。
海岸のすぐ側であり、田畑耕作とは全く関係のない山の斜面に至るまで続く。
先の文永の役の苦しい体験から再度の襲来を予期して構築した、どう考えても人工的な軍事目的の施設としか思えない」と紹介されている。
真相やいかに?!
所在地→佐賀県唐津市肥前町星賀
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