美山かやぶきの里(国選定重要伝統的建造物群保存地区)
美山かやぶきの里はさほど大きな集落ではないが、現在建築物68棟のうち、38棟がかやぶき屋根であるといい、この『哀愁が漂い、どこか懐かしい』その情景はまるで「日本昔ばなし」の世界にでも迷い混んだかのような感覚に陥るものがある。
これこそ、まさに日本の原風景だと日本人の誰もが心の底から感動するだろうと思われる、景観を目の当たりにすることができる。
尚、集落の入口に「まるで狙い済ましたかのように」昔ながらの円筒型の赤いポストがあるのは出来すぎのような気もするが「出来すぎ?」との印象を受けるほど『実に絵になる』のは間違いない。
集落はさして広くないので、小一時間もあれば一周できるくらいであるが、集落の南側の山のてっぺんにある鉄塔まで気合いを入れて登って行くと美山かやぶきの里の全景を俯瞰することができる。
高低差は約350mで傾斜もキツく、かなり足元も悪いが、それだけの苦労をしても観る価値のある景観だといえるのでこちらもお勧めである。
所在地→京都府南丹市美山町北
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