日本最古級の鳥居である『八幡神社の石鳥居(成沢八幡の鳥居)』




日本最古級の鳥居である『八幡神社の石鳥居(成沢八幡の鳥居)』(最上の三鳥居の一つ)

この和様建築の石鳥居は平安時代末期の造立と推定される。

この石鳥居はその頃に、この東方の龍山に興隆した仏教文化の遺物と考えられているとのことである。

八幡神社の石鳥居と同様の鳥居は元木地区にも残っていて(小立の鳥居(元木の石鳥居))、ともに日本最古級の石鳥居として、重要文化財に指定されている。

この石鳥居は凝灰岩製で、総高436cm、柱は95.5cmの直立円柱で、その上に一石よりなる、島木と笠木をのせている。

もともと、この石鳥居は龍山信仰が盛んになった承久年間(1219~22年)以降、龍山への参道に造立されたものであったが、のちに八幡神社ができて、現在地に移転されたと伝えられていて、現在では蔵王成沢の八幡神社境内入口に南面して立っている。

石材については、この地区の修験三蔵院に龍山の空清水から天仁2(1109)年に採石、造立したことを記す古文書があり、同地にはその採石の跡が残されているという。

この「八幡神社の石鳥居」は、同じく平安時代に造立されたとされる山形市鳥居ケ丘の「元木の石鳥居(小立の鳥居)」と天童市高櫤の「清池の石鳥居(荒谷原の鳥居)」と併せて『最上の三鳥居』の一つに数えられている。

それにしても、いくらこれだけ太い柱があるとはいえ、900年以上の長い長い年月の間、風雪に耐え、よくその姿を留めているものだと感嘆する。

それにしてもこの石鳥居はどうやって造立したのだろうか?かなりの重量だと思うのだが。。。

ところでこの貫はどうやって通したのだろうか?

所在地→山形県山形市蔵王成沢116

現地の看板

成沢八幡神社

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