龍岩寺奥院礼堂(日本三大投入堂)




龍岩寺奥院礼堂(日本三大投入堂)

日本三大投入堂の一つである『龍岩寺奥院礼堂(国の重要文化財)』

龍岩寺にある奥院礼堂は大分県内では唯一の鎌倉時代の木造建築である。

昭和の修理の際に弘安9(1286)年の年記が発見されて鎌倉時代に建てられたことが確認されたといい、建築年代がはっきりしている木造建造物では九州最古級で、国の重要文化財にも指定されている。

この奥院礼堂は本堂から250mほど登った先の洞窟の中にあり、急な岩場に柱を立て、その上に建てられた懸造りのお堂で三徳山三仏寺投入堂と不動院岩屋堂と共に日本三大投入堂の一つとされている。

行基が一夜にして彫ったとされる三尊仏(国の重要文化財)

また、礼堂内には開祖行基が一夜にして彫ったと伝えられる像高約3mの不動明王坐像、阿弥陀如来坐像、薬師如来坐像が安置されている。

「不動明王坐像(像高282cm)」

「阿弥陀如来坐像(像高293cm)」

「薬師如来坐像(像高305cm)」

礼堂内の正面奥には三尊を保護する格子戸があり、これを隔てて参詣できるようになっている。

この三尊仏はいずれも一本のクスの木から使られた一木造りで、いずれも平安時代後期の作とみられ、国の重要文化財に指定されている。

原始的作法の階段である『きざはし』(市指定有形文化財)

さらに礼堂の床下に懸けられているはしご状の「きざはし」(市指定有形文化財)は、三尊仏を刻んだ残りの丸太を削って造られたものと伝えられている原始的作法の階段で、全国でも伊勢神宮とここだけにしかない大変珍しい遺構で往時は参詣道として利用されていたそうである。

※現在では、きざはしは昇らずに、右手の崖を回りこんで礼堂に参詣するようになっている。

所在地→大分県宇佐市院内町大門

 

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